日常

SOS遭難事件!?トラウマレベルは本当?

ごきげんよう、曼珠沙華です。
ネットサーフィンをしていたら(←言い方古いですかね?)「SOS遭難事件」という事件を知りました。
また、残っていたテープレコーダーに録音された助けを求める男性の声がトラウマ級とあり、気になって調べてみましたので、私の感想も交えてご紹介したいと思います。

1984年7月に当時25歳の男性が行方不明になった

愛知県在住の当時25歳会社員の男性が、単独で北海道最高峰といわれる旭岳に登り遭難しました。
ロープウェイで登れることから、軽装で登り、下山の際に道を間違えて遭難したようです。

なぜ遭難したのか?

旭岳あさひだけには金庫岩と、金庫岩にそっくりなニセ金庫岩があり、愛知県の会社員の方は間違えてニセ金庫岩から下山した為、遭難してしまいました
旭岳は遭難者が多い山で、発覚したのも1989年7月24日午後、東京都からきた登山男性2名が行方不明になり、捜索をしていた際に上空からSOSの木を発見したことから他にも遭難者がいることが判明しました。

現地に行ったマスコミも遭難した

現地を知らない人からすると、「遭難するわけがない。」と、本当に遭難するのかマスコミが現地に出向き、マスコミ全員遭難したというエピソードがあります。
亡くなった遭難者のことを思うと、山の初心者が遭難しやすいという事実がわかってよかったと思いました。

天気とガスで視界が悪くなる

旭岳は火山なので、ガスが吹き出ます。ガスや天候の悪さから、視界が悪くなることが頻繁にあるようです。


焦る
想像よりも視界が悪く驚きました・・こんな中1人でいたとなると心細くて仕方ないんじゃないかなと思いました。。

凍傷になりやすい

夏とは言え標高が高い上に北海道です。
最低気温が−1℃近くなることもあります。

泣く
そんな視界も悪く寒い中、愛知県の会社員の方はどれだけ生きていられたのでしょうか・・考えただけで胸が苦しくなってきます。。

実際に木で造られたSOSのメッセージ

SOS

引用:https://www.youtube.com/watch?v=18xRDnaOWew&t=61s

1辺5mのSOSを木で作った画像です。
助からなかったことが本当に残念でなりません。

旭岳は観光地として有名だけれど危険な山

ロープウェイがあったり、観光地として有名で登山客も多いですが、危険な山ということで注意喚起されています。


遭難者が多いことや、山の怖さを知らずに軽装で登山する方が多くて注意喚起をするようになったのでしょうか。
もっと早くからこういった喚起があればなぁと、悔やんでしまいますね。

実際のテープレコーダーに録音されていた助けを求める声

人によっては怖いとか、トラウマレベルなど言われていますが、一辺5mの木で作ったSOSに、この助けを求める必死の声を聞いて涙は出てきてもトラウマだとは思いません。
「生きて帰りたい」という気持ちが凄い伝わりました。なのでこういう結果になって本当に、悲しくて仕方がないですね。

YouTubeにて音声を発見したのでリンクを貼りますが、SOSの助けを求める声の後に、なぜか「不倫の末、不倫相手が焼身自殺した時の声」と言われる声も入っています・・・

SOSと助けを求める声と、焼身自殺時の悲鳴

焦る
焼身自殺の声の方がトラウマな気がします・・・

なぜミステリー扱いをされるのか

私もよくわからないのですが、ミステリーや怖いと言った声を目にします。そう言われる理由を考えてみました。

最初に白骨を調べた時に女性の人骨と誤報があったから

5年も経っていると骨の状態も劣化するので、正確に判断できない場合もあるのかなと思いますが、最初に男性の遺留品しか発見されていないのに女性の人骨と誤報があった為、ミステリー事件と思う人がいたようです。

一辺5mの巨大なSOSを作れるほどの体力があったのに、自力で下山しなかったから

テープレコーダーを聞くとわかりますが、笹が深くて登れなかったようです。
軽装でバスケットシューズだったのもあり、山の斜面を登ったり、下山できなかったようです。

動画で見るならこれがオススメ


動画で見るならこちらがオススメです。
生きて帰りたかったでしょうが、5年経ち2人の登山者の命を救ったヒーローで無駄死にしたわけではないという意味と、憶測ではありますが当時はこういう状況だったのかなと言うのがわかる動画になっています。

まとめ

夏でもマイナスの温度になる、北海道の旭岳。
軽装だと生存は難しかったのかなと思いました。

行方不明になってしまった今、無事に家に帰ることが出来てよかったなと思いました。
また今現在は行方不明者が出ないようにロープでわかりやすくしているとのことでした。
最初から未然に事故を防げる状態でなかったことが残念ではありますが、今後行方不明者が出ないことを祈ります。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました!

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