ごきげんよう。曼珠沙華です。
今回は、ニュースでたまたま見かけた「学校の健康診断で、脱衣は必要か?」と言うのを拝見しましたので、私の感想を記事にしたいと思います。
こういう意見もあるのか。程度に受け取って貰えたら幸いです。
↑こちらのニュースを拝見し、記事にしています。
目次
学校の健康診断で、脱衣は必要!!
結論から言うと、私個人としては脱衣は必要だと思います。
では、それについて述べていきたいと思います。
- アトピー性皮膚炎、皮膚癌などの目視チェック
- 体の骨が歪んでいないかの目視チェック
- より正確な心音チェック
では、それぞれの理由を具体的に感想を述べたいと思います。
アトピー性皮膚炎、皮膚癌などの早期発見
アトピー性皮膚炎などを始めとした、皮膚炎の状態をチェックします。
痒みなどが伴うなら自分で自覚することができますが、皮膚癌となると難しいのではないかな?と思います。
出典:NHK
↑こちらは、ほくろです。
↑こちらは、皮膚癌の一種、メラノーマです。
出典:NHK
体の歪み、側弯症のチェック
小学校では保護者でも各家庭で目視チェックをしています。
「家で家族に見てもらえばそれでいいのでは?」と思う方もいらっしゃるかと思います。
しかし私はちゃんと専門知識を持ったお医者様に、しっかり確認して貰いたいな。と思います。
専門知識を持ったお医者様でも医療ミスは起こります。何の知識も、経験もない私が見落とす可能性は高いのでは?と不安で仕方ありません。
やはり大事なのは、早期発見、早期治療だと思っています。
側弯症でも特発性側弯症であれば、自然治癒が可能ですが側弯症の場合は手術が必要です。
今までご家庭で気づけなかった側弯症なら、尚更健康診断でチェックして貰いたいなとは思っています。
出典:柳沢療法研究所
側弯症で検索すると重症の方の画像が出てきますが、軽症の方は私が見ても何が曲がっているのか全くわかりません。
上記画像は一例で載せましたが、どこが曲がっているのかよくわかりませんが側弯症と診断された画像は、探せば出てきます。
心音チェック
「病気になったら内科に行ってるのだから平気」と言う声もありましたが、病気になった状態で症状を見るのと、健康な状態で病気があるかどうか?を調べるのは、また別だと思っています。
以前に私も専門学校での健康診断の時、下着をつけていない状態で、後ろから看護師さんが上着の裾を肩までめくりあげて、お医者様に上半身を全て曝け出すと言う、衝撃的な健康診断がありました。
正直私はショックでしたし、今思い出してもあれは必要だったのか?と検索していました。
しかし、必要なんです。
ちゃんと、より正確に心音を聞くなら衣服の擦れなども聴診器は拾ってしまうので、聴診で心音を聞くのは大事なようです。
AEDも恥を優先して助からない命もある
AEDもそうですが、女性の服を脱がせるのは抵抗がある。恥ずかしいと言う理由から、助からない命もあります。
【実体験】健康診断でわかる病気がある!
何を隠そう、私は小学校から大人になって会社で実施されている健康診断で、数々の病気が発覚しました。
どれも自覚は一切ありませんでした。
心臓の病気や、命に関わる病気など、全て健康診断で発覚したお陰で、今では手術を経てどうにか生きていることができています。
ですが相変わらず定期検診は行っています。
家族も健康診断で引っかかることがありますが、やはり自覚症状は一切ないので、健康診断は本当にあった方がいいと思いました。
恥を取るか、健康を取るか?
結局のところ、この問題の行き着く先はこのタイトルの通り「恥を取るか、健康を取るか?」だと思いました。
(すみません、恥と言うと色々と語弊があるかと思いますが、「恥=恥ずかしさ」ですよね)
思春期の高校生でなくても、大人になった今でも主人以外の人の前で裸になるのは抵抗が物凄いありますし、嫌です。
でも心臓検査の時は上半身裸にならないといけませんし、産婦人科医も女性医師がいるとこを選んで行っても出産の時に男性医師に当たることはあります。
触診やエコーなど、女性医師でさえ恥ずかしいのに、男性医師に診てもらうとなると毎回、精神に大ダメージを受けています。
でも妊娠であれば母子の健康や、自分自身の健康を維持する為に必要だからしているんですよね。
医師は診察時、病気を見逃さない責任を持って診察を行っていると思います。
虐待チェックも兼ねている
乳幼児検診も、基本タオルを子供に巻きつけた状態で、裸で施設内を移動します。
なぜ裸なのだろう?と思いましたが、昨今のニュースを見ていると虐待有無のチェックだと思いました。
今、乳幼児の虐待が多く報道されていますが、中には小・中学生、ひどいと大人に対しての暴力などもあります。
このご時世、どんな形であれ一人でも救われる人がいればいいなと思います。
女性医師を増やせばいい!
女医を増やせばいい!と言う意見もありました。
確かに日本は女医が少なく、背景には医科大受験時に性別で合否を決めている事実が発覚したのも記憶に新しいかと思います。
女医を増やすのは可能かとは思います。
中国では産婦人科医は女性医師しかいませんし、産婦人科病棟は男子禁制です。
ですが個人的に、日本の人口を見ると女医だけにするのは難しそうな気もしますが現実問題、女性医師が不足している日本では、今すぐどうこう出来る問題ではない。と思っています。
健康診断の本来の意味は?
「恥ずかしい」、「嫌」と言う気持ちは私も女ですので、気持ちは凄いわかります。
同性であっても脱ぐのは嫌です。
ですが、健康診断をする本来の意味を、忘れていませんか?と呼びかけたいです。
生活習慣病を始め、早期の段階では自覚症状がない事がほとんどです。
本当は病気なのに自覚がない事から、「自分は健康そのものだ」と思い込んでいる人もいます。
病気の怖いところは発見が遅れ、自覚症状が出てきた時には病気がかなり進行している。という所だと思います。
私も心臓や、手術をした病気は自覚症状はありませんでした。
ですので、健康診断の本来の意味を今一度認識して欲しいなと思います。
まとめ
今回は、ヤフーニュースで「健康診断の脱衣が必要か?」と言う記事について、私の実際の体験談を含めて意見を述べました。
健康診断は、本当に必要です。
現に私の病気は全て、健康診断で発見されています。
一時の感情を優先して病気の早期発見・早期治療の機会を逃すことにならないかが、私は心配です。
健康診断がなければ、私は自分から受診する事はないので、学校で行う健康診断はキッチリした方がいいと思います。
皆さんの健康寿命が少しでも長くある事を、願っております。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。