ペット 日常

ペットショップで殺処分はデタラメ？！現実はそこまで酷くないです！

ごきげんよう、曼珠沙華です。
生き物のお世話をするのが好きで、気づいたらうちには色んな生物がいます。

  • 金魚
  • ヒドジョウ
  • プレコ
  • ミシシッピニオイガメ
  • チャイプー（チャイニーズ・クレステッド・ドッグ✗トイプードルのハーフ）
  • ジャンガリアンハムスター（パールホワイト）

また私自身の家族や親戚がペットショップで働いたり、扱っている店舗で働いています。

そこで見聞きした実際のペットショップの内情を、今回はご紹介したいと思います。

 

ペットショップで売れ残ったら殺処分は嘘！？

ペットショップ

結論から言うと全国展開されている大手ペットショップは、殺処分がないと断言できます。
確かに世の中見れば、私が知らないだけで心ない悪徳ブリーダーや悪徳ペットショップもいるかと思います。

しかし大手では殺処分として保健所に行くことはないので、安心してください。
では気になる売れ残った子達のその後を見ていきましょう。

値下げされる

最も売れやすいのは3ヶ月未満の子達です。そこからどんどん大きくなっていくので、生後半年となると売れ残りと言えるかもしれません。
そうなると値段がどんどん下げられ、お求めやすい価格も魅力の一つとして販売されます。

すぐにお散歩できます！と触れ込む

小さい時に家族としてお迎えした場合、すぐのお散歩はできません。しかし生後3ヶ月以降で且つ最後のワクチン接種から2〜3週間を過ぎればお散歩ができます。
その為お散歩がすぐにできるとアピールします。

店舗間を移動する

大手の場合、全国展開されているので全国各地にお店があります。
もちろんワンちゃん、猫ちゃんの体調を考え長距離の移動はしませんが、近場の店舗から少しずつ移動して、家族として迎え入れてくれる人との出会いの場を広げます。
また、ホームページで在籍中のワンちゃん猫ちゃんを紹介しているのも、家族に迎え入れてくれる人を見つけやすくする為ですよね。

普通
私はワンラブで迎え入れましたが、購入を決定する場合でないと店舗間移動はできないと言われました。軽い気持ちで移動させると、ワンちゃん猫ちゃんへの負担になるからかなと思いました。
なので最初に会ったのはテレビ電話で対面しました。

また店舗によっては集客数が多いところもあるので、最終的には集客数が多い店舗に移動して、家族としての縁を待ちます。

店員が購入する

長く一緒にいると、愛着が湧いて店員さんが家族としてお迎えするケースもあります。
実際に働いている身内から聞いた話だと、社内の人がずっとお店にいた爬虫類をお迎えしたと言っていました。

飼ってくれる人が現れる

店員さんが言ってましたが、なんだかんだで「私が飼ってあげなくちゃ」と運命を感じて飼ってくれる人が出てくると言っていました。

笑う
必ずお迎えに来てくれる人がいるなら、安心しました。

 

店員さんから動物愛が伝わってくる

ペットショップ

店員さんとお話すると、動物に対しての愛情が伝わってくることがあります。
この前ジャンガリアンハムスターをお迎えした時は、どの用品がいいか、どういった物は与えちゃいけないかなど、細かく説明されました。
またその時の説明も義務的な感じではなく、ハムスターを大事に育てていて、一つの商品とは思っていない姿勢が感じられました。

中には餌を与える時に動物に話しかけている店員さんまで見かけたことがあります。

過去、生後1歳を迎えるワンちゃんが気になってちょくちょくお店に行ってた時は、店員さんに「この子がずっとお店にいるから可愛くて」と店員さんのプライベートの携帯で撮った写真を見せてもらったこともありました。

なのでペットショップを批判する声を聞いた時に違和感を強く感じます。

中には悪徳で殺処分しているお店や、商品だと思って扱ってる店員さんもいるかと思います。しかし全部が全部ではないと言いたくて書きました。

ペットショップの内情はもちろん、店員さんとも話したことがないのに思い込みで批判をするのはやめましょう。

怒る
しかし、自己利益だけを考えている悪徳な人間は絶対に許しません。

 

Coo＆RIKUでは譲渡活動も積極的に行っている

またCoo＆RIKUのインタビュー記事も前に読んだことがあり、保護犬・猫の譲渡活動にも積極的に行っているという記事を読んだことがあります。
そこには、保護犬・猫は実はペットショップの売れ残りや問題がある子犬や子猫なのではないか？と言う厳しい質問もありましたが、記事内ではそれは真っ向から否定していました。

その記事を探して是非ご紹介したいと思ったのですが、拝読したのがだいぶ前だからか、探し方が悪かったからか見当たらなかったです。。

 

ジョイフル本田でも譲渡会を開催

ジョイフル本田ではペットセンターで生体販売を行っている一方、全店舗で犬猫の保護団体に譲渡会としてスペースの提供を行っています。
譲渡会を開催してしまうとペットセンターの生体販売に影響が出てしまうと思わないで、集客数のある店舗内で譲渡会を行っているのには感動しました。

 

やはり集客数がある店舗なだけに、譲渡会に参加する人数は多かったようですね。

 

購入前のトライアルホームステイを行っている

ペットショップ

ペットショップによっては、飼育前の不安を解消するトライアルホームステイを実施しているところもあります。

  • 犬アレルギーの心配
  • 子供が犬に怖がらないか
  • 先住犬との相性
  • 実際に犬がいる生活を体験してみる

購入後「こんなんじゃなかった」ということで返品や飼育放棄で保健所に連れて行かれることを防ぐ為に出来たプランだと思います。
実際にお家に連れて帰らないとわからないこともあるので、こういった取り組みは非常に好ましいと思いました。

こういった面からも、ペットショップは悪徳ばかりではないなと、感じました。

 

保健所への持ち込みが多いのは実は一般人ではないか？

店員さんとお話をすると、安易にお迎えしたのはいいものの自分勝手な理由で飼えないとお店に戻ってくるお客さんがいると聞きました。

  • 犬が吠えて近隣からクレームがきた
  • 子供が犬を怖がる
  • 犬が言う事を聞かない

と、高いお金を出してお迎えしたはずなのに、家に連れて帰って即返品したいと言われたそうです。

ショック
信じられないですよね・・・

またテレビでも「海に行きたいが為に猫を保健所に連れて行った人もいました。」

YouTube動画はこちらからです

「また飼える時が来たら動物管理センターで猫を引き取りにくる」と仰っていましたが、猫を手放したその瞬間にそんな事が言えるだなんて、私には理解できませんでした。

上記を見ると、実は一般人の持ち込みが多いのではないのかな？と思いました。

 

譲渡会は条件が厳し過ぎる

ペットショップ

譲渡会を考えたこともありましたが、基本条件が厳しすぎる印象を受けました。
どう頑張ったって、世の中悪い事をする人は一定数絶対にいます。

しかしその一握りの人に対して、全員の対応を厳しすぎるのはどうかなぁなんて思います。

個人情報の取り扱いが心配

家族構成、戸籍謄本、家の間取りなどの書類提出を求めているところがあります。

ショック
ワンちゃん猫ちゃんを守りたい気持ちはとってもわかるのですが、同じように人々の個人情報の守り方について心配です。

万が一紛失して誰かに拾われて悪用とかって事を考えると、私は里親に応募できませんでした。

個人情報抜き取り詐欺がある

 

悲しいですが悪い事をする人って絶対いますからね。。
被害に合われていなければいいのですが・・・。

住民票や謄本なんかが流出したら、俺俺詐欺のかっこうの餌食にされてしまいますよね・・・怖いです。
家の間取りなんか泥棒に入れるのではとか・・心配性なので不安です。

個人情報の扱いもそうですし、単身者やお年寄り、カップルは駄目などと里親募集では色んなルールがあります。

普通
カップルは別れたら犬猫を捨てる可能性が高いと言われているようですが、今や日本は3組に1組が離婚する時代です。カップルがと言うよりかはその人の人間性が問題なのではないのかな？と思いますが、前例があると次からは全面禁止になるのかもしれませんね。

 

ペットショップをなくしてブリーダーのみにする

ペットショップを廃止してブリーダーから購入にすればいいと言う声もありました。


しかしこれだと同じ犬種でも毛色、顔立ちなどを考えると、やはり家族が決まらない犬というのは一定数出てくるのではないかな？と思います。
また私がお迎えする時のワンちゃんは店員さんに考え直したほうがいいと止められたのですが、（恐らく理由は私が犬の飼育未経験と、お迎えしようとしてた犬が万人受けする犬種でも顔立ちでもなかったから）最終的に家族として迎え入れた後で飼育放棄する可能性もあるわけですよね。

先程のツイートにもありましたが、絶滅する犬種も出てくるのかなぁなんて思ったりもします。

ショック
色々と難しい問題であることは確かですよね

 

行政が飼い猫を殺処分していた

2013年5月では、札幌の動物管理センターで攻撃性のある猫に対しての調査の結果、首輪が付いている飼い猫であるにも関わらず殺処分されたケースがありました。
恐らく長毛種の猫で首輪が見えなかったようです。また攻撃性があり、病気を持っているかもしれない猫に怪我を負わされて人が病気になってしまう可能性も十分に考えられる為、攻撃的な性格の子に対しては「保護困難」となるようです。

参考：https://www.java-animal.org/topics/2013/11/30/1863/

動物愛護の人達は動物を優先される方が多いなと感じることもあります。この件は猫でしたが、犬の場合は狂犬病の可能性も出てくるので、攻撃的な性格の子に対しては「保護困難」になるのかなと思いました。
亡くなってしまった命は本当に残念で仕方ありませんが、人の方も命に関わることもあるので、なんとも言えずに残念です。

泣く
うちのワンちゃんは超絶ビビリで、家族以外の人間にはとにかく吠えて吠えて吠えまくるので、万が一保護された場合は攻撃性あり、保護困難に絶対になるのでどっか行かないようにより注意したいと思いました！

なんとも悲しい事件ですよね・・。

 

まとめ

長々と書いてしまいましたが、ペットショップや店員さんが愛情持ってワンちゃん猫ちゃんをお世話して育てているなか、殺処分と関係のないペットショップや店員さんまで批判をするのは違うのではないかな？と思い記事にしてみました。
また里親募集があまり普及されていないのは、厳しい条件や里親募集を餌に個人情報を収集する人がいる危険性があるからではないかなと思いました。

ペットがいる生活を求めている人には迎え入れやすいように、また命を落とすワンちゃん猫ちゃんがいない未来がきたらいいなと思っています。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。

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