私が何年も前、中国系日本人が経営する中華料理店に働いて時に、7人位のお客様が来店しました。
1人スープを注文された方がいて、他の料理はどんどん運ばれるのにいつまで経ってもスープが来ない事に激怒したお客様が「注文したのに忘れてるんでしょ?!忘れたなら忘れたってそう言いなさいよ!もういらない!!」って怒り出しました。
その前にも1度、「スープまだ?忘れてるでしょ?」って聞かれた際に、「注文は承っております。少々お待ち下さいませ」とお伝えはしたのですが、それから経ってもなかなか出てこないスープにお客様はお怒りになってしまいました。。
中国と日本でスープを飲むタイミングが違う
日本人からするとスープは簡単に作れるし、お店だから作り置きがされてあってすぐに提供できる。と思う方が多いかと思います。
しかし中国ではスープは食後、最後に飲むのが基本です。
なぜ中国では食後の最後にスープを飲むの?
食後に暖かい飲み物を飲むと、胃が活性化されるために消化を助ける作用があるだけでなく、吸収力もあげ、代謝も良くなります。
健康に気を遣っていて中国らしいですよね。
しかし代謝が上がるとダイエット効果も期待できるので、食後に暖かい飲み物はおすすめです。
食前にスープを飲むと効果はどうなる?
稀に中国でも食前に暖かいスープが出されることがあります。
これは、食事の前に胃を温めてよく食べられるようにするため。と言われています。
ダイエットには食事前にスープを飲んだほうが食べすぎ防止になるので、ダイエットを考えている方にはもってこいの方法ですよね。
まとめ
注文後、一番始めに提供されてもいいスープがなかなか来ないでクレームに発展したお話をしました。
スープを飲むタイミングの習慣が国により異なる為、中華料理店で働いていた時にクレームになってしまいました。
中国は健康を気にしている国だなと思うことが度々あります。
今回は、そんな中国の習慣についてお話しました。